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【Minecraft】『ネザライト装備』は必要?入手難易度や性能から考えてみよう!

ネザライト装備をしたプレイヤーの画像 アイテム
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ご存知の方も多いかとは思いますが、『ダイヤモンド装備』を越える性能を持つ装備として、『ネザライト装備』というものが存在します。

マイクラにおいて、装備の性能は冒険のしやすさを左右する1つの要素ですので、ぜひとも入手しておきたいアイテムです。

ただネザライト装備を入手するには危険なネザーへ行く必要があり、さらにver1.20からはクラフトに必要なアイテムが増え、より入手難易度が上がってしまいました。

そのため危険を冒してまでわざわざネザライト装備を入手するよりは、十分強力なダイヤモンド装備を使っていく方が良いのではないか、と思っている方も多いかもしれません。

そこで今回はそんなネザライト装備について、入手難易度やダイヤモンド装備との性能の違いなどを踏まえて、その必要性を考えていきたいと思います。

 

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『ネザライト装備』の入手難易度


まずは『ダイヤモンド装備』と『ネザライト装備』とで、入手難易度の違いを見ていきましょう。

ご存知かと思いますが、ダイヤモンド装備は主に、

  • 地下深くからダイヤモンドを採掘してきてクラフトしたり、
  • 各種鍛冶師にエメラルドを渡して購入したり

することで入手できます。

一方『ネザライト装備』は、鍛冶台のインベントリ画面を開いて、

  • ダイヤモンド装備
  • ネザライトインゴット
  • 鍛冶型(ネザライト強化用)

をそれぞれ1個ずつセットすることでクラフトできます(※ver1.20から)。

このようにネザライト装備はダイヤモンド装備をアップグレードするという形で入手できますので、どちらもダイヤモンド装備が必要な点では入手難易度に差はありません。

またアップグレード作業は『鍛冶台』というアイテムのインベントリ画面上で行いますが、この鍛冶台も作業台で鉄インゴット(延べ棒)2つと木材4つからクラフトできますので、用意するのは比較的簡単です。

しかし、残りの『ネザライトインゴット』と『鍛冶型(ネザライト強化用)』という2つのアイテムを用意するのが中々大変なため、ネザライト装備を入手するのはかなり難しくなっています。

そこで次は、ネザライト装備の入手を難しくしているこれら2つのアイテムについて、用意する大変さをそれぞれご紹介していきたいと思います。

 

『ネザライトインゴット』を用意する大変さ


『ネザライトインゴット』を用意する大変さは、やはり入手難易度が非常に高いというところです。

ネザライトインゴットの入手法としましては、主に次の2通りの方法があります。

  1. 『砦の遺跡(ピグリン要塞)』の宝物部屋に生成されるチェストから入手
  2. 『ネザライトの欠片』4つと『金インゴット(延べ棒)』4つからクラフト

方法1については、後ほどご紹介する『鍛冶型(ネザライト強化用)』を入手するためにネザーにある砦の遺跡(ピグリン要塞)の宝物部屋を訪れる必要があり、そのついでに入手できれば効率的です。

(※ちなみに砦の遺跡からは、『ネザライトの欠片』や『金インゴット・ブロック』についても入手できる可能性があるのですが、詳しくはこちらの記事をご覧ください)

ただ『鍛冶型(ネザライト強化用)』とは違い、ネザライトインゴットは宝物部屋のチェストに必ずしも入っているとは限らず、そもそも砦の遺跡(ピグリン要塞)自体が生成数が少なく、見つけるのは簡単ではありません。

さらに宝物部屋は砦の遺跡(ピグリン要塞)の最深部に生成され、しかもそのチェストを『ピグリンブルート』という金の斧を持った強敵が見張っていますので、入手にはかなり危険も伴います。

一方で方法2についても、『ネザライトの欠片』と『金インゴット(延べ棒)』という2種類のアイテムをそれぞれ4つずつ集めなければならないのがとても大変です。

特にネザライトの欠片を入手するには、『古代の残骸(がれき)』というブロックをかまどで精錬する必要があるのですが、この古代の残骸(がれき)自体が中々見つかりません。

古代の残骸(がれき)はネザーにのみ生成される白い渦巻き模様が特徴のブロックで、なんとダイヤモンド以上に生成量が少ないと言われていて、見つけるには基本的に地下深く(高さY=8~22、特にY=14または15がおすすめ)で広範囲に渡ってブランチマイニングしていく必要があります。

さらにネザーでは至る所から溶岩が流れ出してくる恐れがあり、しかも溶岩は通常の世界(オーバーワールド)における水と同じ速度で流れてきますので、採掘には常に危険が伴います。

このように方法1にしても方法2にしても、ネザライトインゴットを入手するのはとても大変です。

 

『鍛冶型(ネザライト強化用)』を用意する大変さ


一方『鍛冶型(ネザライト強化用)』を用意する大変さは、入手が難しいというだけでなく、複製にかかるコストが非常に高いというところです。

先程少し触れましたように、この鍛冶型(ネザライト強化用)はネザーにある『砦の遺跡(ピグリン要塞)』のチェストからしか入手できません(※宝物部屋のチェストに100%、それ以外のチェストに約10%の確率で入っています)。

砦の遺跡(ピグリン要塞)は生成数自体が少ないので見つけるのが難しく、さらに砦の中にあるチェストは『ピグリンブルート』という金の斧を持った強敵が見張っているため、入手には危険も伴います。

(※ちなみに砦の遺跡を探す方法についてはこちらの記事でご紹介していますので、良かったら参考にしてみてくださいね)

このように鍛冶型(ネザライト強化用)を入手するのも何かと大変です。

なお鍛冶型(ネザライト強化用)は、1つ入手できればあとは砦の遺跡(ピグリン要塞)を訪れずとも複製して入手できるのですが、複製するにしても鍛冶型(ネザライト強化用)の他にダイヤモンド7個とネザーラック1つを用意しなければなりません。

古代の残骸(がれき)に比べるとダイヤモンドの方がいくらか生成量が多く入手しやすい気はしますが、それでも地下深くから7個も採掘してくるのは結構大変です。

このように鍛冶型(ネザライト強化用)を複製していくにしても、複製にかかるコストが非常に高いため、量産についてはかなり厳しいかと思います。

 

『ネザライト装備』の性能

ここまで見てきましたように、『ネザライト装備』はネザライトインゴットと鍛冶型(ネザライト強化用)の入手ないし複製がなかなか大変なため、その入手難易度はかなり高くなっています。

しかし逆に言えば、その分ネザライト装備はダイヤモンド装備に比べて高い性能を持っているのではないかと期待できますね。

そこで次は、武器・防具・道具のそれぞれについて、ダイヤモンド製とネザライト製とで性能にどれくらいの差があるかを比較していきたいと思います。

 

武器について

まず武器(剣・斧)について、ダイヤモンド製とネザライト製とで性能を比較すると、それぞれ次の表のようになります。

攻撃力 攻撃速度 耐久値
ダイヤモンド製 +7 1.6 1561
ネザライト製 +8 1.6 2031
攻撃力 攻撃速度 耐久値
ダイヤモンド製 +9 1561
ネザライト製 +10 2031

表を見ると、攻撃速度についてはダイヤモンド製とネザライト製とで差はありませんが、攻撃力と耐久値についてはネザライト製がダイヤモンド製の性能を上回っています。

ただ攻撃力については差が+1(約1.1倍)、耐久値については差が+470(約1.3倍)と、入手難易度の割には少し物足りなさを感じますね。

ちなみに攻撃力の差+1(約1.1倍)というのは、例えばアイアンゴーレム(体力100)を倒すのに必要な攻撃回数で言うと、ダイヤモンドの剣では15回の攻撃が必要なのに対し、ネザライトの剣では13回の攻撃で倒せるというたった2回ぐらいの差しかありません。

 

防具について


次に防具(ヘルメット・チェストプレート・レギンス・ブーツ)について、ダイヤモンド製とネザライト製とで性能を比較すると、それぞれ次の表のようになります。

ヘルメット 防御力 防具強度 耐久値 ノックバック耐性
ダイヤモンド製 +3 +2 363
ネザライト製 +3 +3 407 +1
チェストプレート 防御力 防具強度 耐久値 ノックバック耐性
ダイヤモンド製 +8 +2 528
ネザライト製 +8 +3 592 +1
レギンス 防御力 防具強度 耐久値 ノックバック耐性
ダイヤモンド製 +6 +2 495
ネザライト製 +6 +3 555 +2
ブーツ 防御力 防具強度 耐久値 ノックバック耐性
ダイヤモンド製 +3 +2 429
ネザライト製 +3 +3 481 +3

表を見ると、各防具とも防御力についてはダイヤモンド製とネザライト製とで差はありませんが、防具強度、耐久値、そしてノックバック耐性についてはネザライト製がダイヤモンド製の性能を上回っています。

ただ耐久値については差が約1.1倍、また防具強度については差が+1(1.5倍)あるように見えますが、ダメージ軽減率で比較するとそれほど大きな差はなく、武器の場合と同様入手難易度の割には少し物足りなさを感じますね。

ちなみに防具のダメージ軽減率は、『装備する防具の防御力』、『防具強度』、そして『受ける攻撃の攻撃力』から、
【ダメージ軽減率=[防御力ー{攻撃力÷(2+防具強度÷4)}]÷25】
のように計算できます。
そこで例えば、『ダイヤモンド防具』を全身装備(防御力20・防具強度8)した場合と、『ネザライト防具』を全身装備(防御力20・防具強度12)した場合とで、ヴィンディケーター(攻撃力13)の攻撃を受けた場合を比較すると、
『ダイヤモンド防具』を全身装備した場合は、
【ダメージ軽減率=[20ー{13÷(2+8÷4)}]÷25=0.67=67%】
に対し、『ネザライト防具』を全身装備した場合は、
【ダメージ軽減率=[20ー{13÷(2+12÷4)}]÷25=0.696=69.6%】
となり、ダメージ軽減率の差はたった2.6%しかありません。

唯一ノックバック耐性の有無だけが、ネザライト製の防具とダイヤモンド製の防具とで大きく違う部分と言えそうです。

ちなみにノックバック耐性とは、攻撃や爆発を受けた際に後ろに吹き飛ばされにくくなる効果のことで、この効果があれば高所からの落下や溶岩ダイブなどが起こりにくくなりますので、冒険で大変重宝します。

 

道具について

最後に道具(ツルハシ・シャベル・クワ)について、ダイヤモンド製とネザライト製とで性能を比較すると、それぞれ次の表のようになります。

ツルハシ 攻撃力 攻撃速度 耐久値
ダイヤモンド製 +5 1.2 1561
ネザライト製 +6 1.2 2031
シャベル 攻撃力 攻撃速度 耐久値
ダイヤモンド製 +5.5 1561
ネザライト製 +6.5 2031
クワ 攻撃力 攻撃速度 耐久値
ダイヤモンド製 +1 1561
ネザライト製 +1 2031

表を見る限りでは、これまで見てきた武器や防具と同様に、ダイヤモンド製とネザライト製とで入手難易度の割にはそれほど顕著な差はないように見えます。

また道具を使う上で気になる採掘速度に関しても、ダイヤモンド製とネザライト製とではっきりとした差はあまり感じられませんでした。

 

【※補足】溶岩に対する耐性


補足として、これまで見てきた武器・防具・道具すべてに言えることですが、ネザライト装備にはデフォルトで溶岩に対する耐性が備わっています。

例えば装備が溶岩に落ちてしまった場合、落ちた装備がダイヤモンド製であれば当然燃え尽きてしまい回収することはできませんが、一方ネザライト製であれば燃えることなく溶岩の表面に浮かび上がってきますので、あとで回収することができます。

そのため何かの拍子に誤って装備を溶岩に落としてしまったり、溶岩に落ちてデスポーンしてしまったりするリスクの高い洞窟やネザーを冒険する際は、ネザライト装備は大変重宝しますね。

 

結論:『ネザライト装備』は必要?


ここまで『ネザライト装備』の入手難易度や、ダイヤモンド装備と比較した性能の違いをご紹介してきました。

今回見てきましたように、ネザライト装備の入手はそう簡単にできることではなく、また量産に至ってはかなり厳しいかもしれません。

しかしその入手難易度の割には、ネザライト装備とダイヤモンド装備とで性能にそれほど大きな差があるわけではなく、正直なところダイヤモンド装備をわざわざネザライト装備にアップグレードする必要性はそれほど感じませんでした。

唯一、溶岩に対する耐性と防具のノックバック耐性の特殊効果が欲しい場合や、ネザライトインゴットや鍛冶型(ネザライト強化用)をすでに持っている場合などは、ネザライト装備にアップグレードする価値はあるかもしれませんね。

なお冒頭でも触れましたように、マイクラにおいて装備の性能は冒険のしやすさを左右する1つの要素ですが、それでもあくまで手段の1つですので、装備を使ってどうプレイしていくかが重要だと思います。

そのため筆者としては、やはり入手に手間や時間がかかり過ぎるネザライト装備を求めるよりは、エメラルドさえ用意できれば手に入るダイヤモンド装備にエンチャントを付けて使っていく方が、より効率的にプレイできるのではないかなと思います。

ただそれでも、もしかしたらネザライト装備にどうしてもこだわりたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

そこでそういった場合は、マイクラのバージョンを下げてプレイすることで、多少ネザライト装備を入手しやすくすることができます。

というのはver1.20以前(ver1.18やver1.19など)では、ダイヤモンド装備をネザライト装備へアップグレードするのに鍛冶型(ネザライト強化用)が必要なかったからですね。

もちろんこの方法はあまり褒められた方法ではありませんが、それでももしバージョンを下げてプレイすることに抵抗がなければ、利用してみても良いかもしれません。

ちなみにプレイするバージョンを下げる方法については、こちらの記事でご紹介していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。

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